以前の「パノラマカン」はパノラマ写真を公開するサイトでしたが、
パノラマ合成ソフトの使用感についてまとめたサイトにリニューアルしました。
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PixMakerPro PanoramaMaker4
PanoramaStudio
デジカメでよくパノラマ写真を撮ります。
撮るといっても、バラバラに撮った写真をパソコンでつなぎ合わせるのですが、
そのつなぎ合わせるためのソフトはいろいろあって、性能も仕上がりもまちまち。
自分で使ってる範囲でソフトの性能を紹介してみたいと思います。
つなぎ合わせるためのソフトは
スティッチ・ソフト、または
パノラマ合成ソフトと呼ばれます。
単にパノラマ・ソフトというと、1枚の写真を引き伸ばしてパノラマ風に見せるものや、
パノラマ写真にはいろんな種類がありますが、
写真の右端と左端が繋がった360度のものと、ただの横長写真の2種類が基本です。
比較元の写真、その一。
愛媛県東温市から撮った石鎚山系です。
CANONのPowerShot A710ISで撮りました。
同カメラには
スティッチアシストというパノラマ撮影モードがあり、露出やホワイトバランスが固定された繋ぎやすい写真を撮ることが出来ます。
こういうモードがないカメラでは、青空ひとつとっても色の差が激しくて不自然な繋がりになることが多分にあります。
以前所有していたデジカメはそれはもう大変でした。
比較元の写真、その二。
撮影場所は、愛媛県西条市丹原町西山興隆寺。
Fuji FinePix A303で撮りました。
間近で大きな建物を撮るとカメラの向きによって屋根など水平なラインが遠近法っぽく傾いて写ってしまいます。
こういう写真をいかに自然に合成できるかがパノラマ・ソフトの合成能力の差となって現れます。
比較元の写真、その三。
撮影場所は、愛媛県今治市外港。
被写体は、引退した豪華客船「飛鳥」。
Fuji FinePix A303で撮りました。
こういう横のラインがはっきりしたものは合成能力の差がはっきり出てしまいます。
また、6枚目の下部にだけ写っている白い車をどう扱うかも難しいところです。